ホイールを新調したのでホイールコーティングを！とのご依頼で８６の入庫。
新規のお客様でホイールのみのご依頼。ボディは大丈夫ですか？新車時にディーラーでやってるので。との事。
車両の装着前にお持ち頂ければ脱着料金がかからないのですが、既に装着してしまってからのご依頼だったので、ジャッキアップ、安全第一で馬をかけて、脱着作業。
まずは、表面の汚れを洗浄。↓
外しての作業なので当然、裏側も洗浄↓
表面の洗浄が終わったら、リムとディスク面の隙間や、バルブなど、いわゆる”際”の洗浄↓
新品とは言っても、在庫期間もあったり、ましてや既に装着してますから、綺麗に見えていても意外と汚れてるもんです。
クローム、メッキ、スパッタリング等のホイールには、酸性、アルカリ性ともに強いケミカルは言語道断です。素材にダメージを与えないケミカルで洗浄。
「綺麗にさえなれば良い！」では専門店は謳えません。何に何が良いのか、悪いのか、これが理解できてなければ最悪のケースになってしまいます。
知識も技術の内。良く落ちるから良い洗剤→ＮＧです。すべては適材適所。必要な所に必要なだけ、必要な物を使用する。基本が大事です。
一通り洗浄が終わったら、乾燥。エアーガンを使用して完全乾燥を目指します。↓
ガンで水気を飛ばして拭き上げても、まだ残っていたりするので、乾燥。乾燥させてる間に、ナットが汚れてたので、ナットの洗浄。↓
１つづつ丁寧に磨きます。骨が折れる作業です(^^;
全部終わって、ちょっと一服。
ホイールの乾燥が終わったので、コーティングの塗布。
塗布後、再度乾燥。
乾燥させてる間に、取引先からちょっと見てほしいのがあるから、来れたら来てくれとの連絡があったので、ちょっと出張。
新型エブリー
新車です。今回見てほしいのは、これ↓
拡大すると↓
ガソリンの垂れ跡。恐らく工場で垂れたのが、時間の経過と共にこうなってしまったのかと。
ガソリンで塗装が溶解して変色してしまってる状態です。残念ながらこれは対応できません。
最近の塗装は非常にデリケートです。特にスズキは塗装密度が薄い部類に入ります。
当たり前ですが、ガソリンは垂らさない様に気を付けましょう。
そろそろコーティングの乾燥が頃合いなので、帰って続きの作業を。
綺麗にしたナットを手作業で締め付け、ジャッキを下して、トルクレンチで増し締め。
完成です(^.^)
納車時、特殊照明で照らされた愛車を見て、お客様もボディが染みだらけになってる事に気づき、ボディの話へ。
なんでも、以前に汚れが付きやすくなってきたので、ディーラーにメンテナンスを依頼しに行ったら、「コーティングは残ってるから問題ない」と、突っ返されたそうです。
そりゃ、コーティングは残ってても、汚けりゃ意味ないじゃーん！
まあ、ディーラー系のコーティングは大体の場合、メンテナンスが出来ない(やればコーティングも取れちゃう)物が多いので、言い逃れするしかないのかもしれませんね(+_+)
安心して下さい。当店は大丈夫ですよ！w
当店はメンテナンスありきでコーティングを選定してますので、日頃の正しい方法での洗車とメンテナンスをしっかりしていれば、ちゃんと綺麗を維持できます。
「何年保証」「何年耐久」これはすべて、オーナーの気配り次第かと思います。
上記の様なキーワードを謳い文句にしているお店は正直おすすめできません。
無条件で３年も５年も高価が持続するなんて事は地球がひっくり返ってもあり得ません。
正しい知識を持った施工店を選びましょう選びましょう。
こちらのお客様は、かなり前向きに当店での施工を検討するとのことです。
ご意思が固まりましたら、ご連絡頂ければ嬉しいです(^.^)ありがとうございました(^.^)
コーティング専門店 garage艶
