同業の仲間からヘルプの電話があり、「状態が酷いマークXの202が今度入庫するから手伝ってくれ」との事。
この業界、「202」と聞くだけでビビってしまう業者がとても多い(-_-;)
私の回りの人達、ヘビー級の作業が入るとみんな私に電話してきます。
うち『202専門店』じゃないんだけど!(笑)(実際多いけど・・・)
って言うか、他力本願で仕事を受けるのはどうなの?
自分で受けたんだから、責任持って自分で施工しなさい!それでもプロか!!って説教しときました(笑)
とは言え、お客様に罪はないので、結局手伝いに・・・(と言うか、話を聞いてしまうと放っておけない性分(T_T))
当日、下地洗浄が終了した頃に現地入り。
実態を見てみると、確かに酷い塗装状態。
確かにビビる酷さ。
二人がかりで、休むことなくぶっ続けで約20時間磨き続けました。(汗)
研磨後も綺麗を維持しやすくなる様、この塗装に適したコーティングで仕上げました。
流石に腕と手がプルプルしました(笑)
後日、納車時、お客様も大変お喜び頂いたとの報告をもらいました(^.^)
これにこりて、これからは責任のある仕事をして欲しいものです。
ちなみ、この同業社、私よりだいぶ先輩で、業界歴も10年超えです(汗)
「老舗」と言われる施工店が信頼のおける施工店とは限らない。
長くやってるから、技術があるとは限らない。
この業界で生きてると、今回に限らず、そう言った場面をよく目の当たりにします。
とどのつまり、どういうお店が本当に良いお店なのか・・・
独立前から、そして今でもよく考えます。
責任はもちろん、お客様の立場にたって物事を考え、提案、そして、実行(技術的)できる。
それが、「最低ライン」だと当店では考えてます。
サービスとは、それ以上の事。
我々は技術屋であり、サービス業。知識、技術はあって当たり前。
世に知られていないだけで、実は知識や技術がない、過大広告で客引き、高額な料金の施工、その後は知らん顔、そんな施工店が多いのも事実。
少しづつでも、この業界が良くなればと思う今日この頃です。